秋冬は湿気が少なくなり、乾燥が気になる季節です。
そのため、秋冬のお部屋選びではあまり湿気を気にされない方もいらっしゃると思いますが、その油断がお引っ越し後の後悔につながりかねません。
今回は、お部屋選びにおける湿気の重大さをご紹介いたします。
湿気を考慮しないお部屋選びにはこんなデメリットがある
「湿気の多い部屋は健康に悪い」とよく言われますが、具体的には以下のようなデメリットがあります。
・病気の原因となるカビが生える
カビは湿度が高い場所を好んで繁殖するため、湿気が多い部屋はカビの温床になりやすいのです。
そして繁殖したカビは空気中に胞子を飛散させ、それを人が吸い込んでしまうと、アレルギーや喘息などの病気を引き起こしてしまうことも。
時には重症化する恐れもありますよ。
・体内の熱が放出されず疲れやすくなる
人の体は、体温が上がると汗をかくことで熱を放出し、平常時まで体温を下げる機能を備えています。
しかし湿気が多い=湿度が高いお部屋は、余分な熱がずっと体内にこもってしまうため疲れが取れず、やがて食欲不振や意識障害を起こす可能性があるので注意が必要です。
お部屋選び前に要チェック!秋冬で湿気が発生しやすい状況とは
日本で湿度が高い時期といえば、やはり梅雨や夏です。
一方、秋冬は寒さが厳しくなる分、暖房機器を使って室内を暖める機会が増えるため、建物の外と中の気温差によって結露が生じやすくなります。
そしてこの結露が増えると、窓枠や壁紙の内側などにカビが発生し、健康被害をもたらす可能性が高くなるのです。
湿気に悩みにくいお部屋選びは賃貸の建物構造に注目!
ここまでのお話で、湿気の多いお部屋がいかに悪いのかということと、秋冬でも湿度が高くなりやすい状況があることがお解りいただけたでしょう。
そんな湿度を最小限に抑えるためには、お部屋選びの時に賃貸物件の建物構造に注目してみてください。
賃貸物件には、木造・鉄骨造・鉄筋コンクリート造(RC造)・鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)の4タイプがあります。
このうち、最も吸湿性が良い建物構造が木造です。
木造賃貸は不要な湿気を吸い取り、乾燥すると放出してくれるため、他の建物構造より湿度コントロールがしやすいですよ。
また内見時は、建物構造だけでなく窓枠(サッシ)の壁紙の浮き具合もチェックしましょう。
ここが不自然に浮いている場合は、結露が発生しやすい可能性があるので注意が必要です。
まとめ
乾燥しやすい時期のお部屋選びでも、しっかり湿気に強い賃貸物件を選ぶことで、梅雨や夏も不快な思いをせずに過ごすことができますよ。
戸越エリアで湿気に強いお部屋選びは、三友社戸越本店にお任せください。