最近では、オール電化の賃貸物件も多くあるので、物件探しで迷うポイントになっているのではないでしょうか。
ここでは、賃貸物件におけるオール電化とガス併用、気になる光熱費と水圧などを比較してみました。
賃貸物件をお探しの方はぜひチェックしてくださいね。
オール電化の賃貸物件では電気代が高くなる?!
オール電化の物件では、給湯・調理・冷暖房など、家の中で使用するエネルギーをすべて電気でまかないます。
停電のときはすべて使えなくなりますが、火を使わないので火事の危険性は少なくなります。
電気とガスを併用する物件と比較すると、オール電化の物件の電気代は高くなりまが、ガス代はかかりません。
また、電気料金はオール電化専用のプランが用意されていて、昼間の電気料金が割高で、夜間と休日は割安になるプランです。
給湯
オール電化の賃貸物件では、お湯は電気温水器かエコキュートを使用します。
深夜の電気料金の安い時間帯に沸かしたお湯をタンクに貯めて保温しておき、必要なときに蛇口をひねれば、すぐにお湯が出てくる仕組みになっています。
タンク内のお湯をシャワーなどで大量に使い、電気料金の高い時間帯にお湯を沸かすことになると、電気代が高くなってしまいます。
調理
キッチンにはIHクッキングヒーターか電気コンロを使用します。
IHクッキングヒーターは専用の鍋やフライパンが必要になりますが、火を使わないので安全です。
冷暖房
エアコンはもちろん、床暖房にも電気を使います。
オール電化の電気料金プランでは、昼間に家を空けることが多い共働き家庭や一人暮らしの方など、ライフスタイルによっては電気代が安くなるといえます。
賃貸物件のオール電化とガス併用で光熱費が安いのはどっち?
一人暮らしの平均的な光熱費で比較してみました。
●オール電化住宅 電気代11,222円(2020~2021年 関西電力「オール電化住宅の光熱費平均」)
●ガス併用住宅 電気代5,791円+ガス代3,021円=8,812円(総務省統計局「2020年 家計調査」)
オール電化住宅のほうが、2,410円高い結果となりました。
ちなみに、家庭用のガスには「都市ガス」と「プロパンガス」があり、都市ガスのほうが安い傾向にありますが、プロパンガスは火力が強く、災害時の復旧が早いという特徴があります。
オール電化の賃貸物件で気になるエコキュートの水圧は?
貯湯式のエコキュートと水道直圧方式のガス給湯器、水圧が低いのはエコキュートのようです。
ガス給湯器であれば、水道の水圧そのままのシャワーを実現できるのですが、エコキュートは減圧してタンクにお湯を貯めているので、その分水圧が落ちてしまうのです。
水圧の感じ方はそれぞれですが、気になる方は低圧用シャワーヘッドに交換するなどの対策法もあるので、試してみると良いですね。
まとめ
賃貸物件においてオール電化もガス併用も、一長一短あることがわかりました。
電気とガスの特性をよく理解して、ご自身のライフスタイルや家族構成にあったエネルギーを選んでください。
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