お部屋探しでは、気になる賃貸物件の間取りや内装・設備・外観だけでなく、周辺環境の確認も重要なチェックポイントとなります。
その理由は、周辺環境の良し悪しで、お引越し後の生活が左右される可能性があるため。
お部屋の中は、ご自身の工夫次第である程度暮らしやすく変えることができますが、周辺環境はそう簡単に変えることができません。
そこで今回は、お部屋探しで周辺環境のどんなところをチェックしたら良いのか、そのコツをお教えしたいと思います。
コツその1 最寄り駅からのルートを歩いてみる
お部屋探しの最初のコツは、最寄り駅から気になる賃貸物件までのルートを、実際に歩いて確かめてみることです。
最寄り駅からのルートを確認する方法としては、Googleマップを利用して距離や所要時間を確認される方が多いと思います。
この方法は、手軽にルートを調べることができて便利ですが、坂道の有無や道幅・ガードレールの有無などは、実際に歩いてみないと判りません。
特に坂道がある場合、勾配が急だと毎日往復するのが辛くなってしまう可能性もあります。
最寄り駅までのルートは、毎日のように通る道なので、徒歩や自転車で通行しやすいかどうか、実際に確かめてみましょう。
コツその2 近所にある施設の種類を確認する
お部屋探しの2つ目のコツは、近所にどんなお店や施設があるのか、営業時間は何時から何時までやっているのかという点です。
例えば、一人暮らしで夜遅く帰宅することが多い方なら、24時間営業のスーパーやコンビニ・飲食店が近くにあると、買い物や食事に困らないでしょう。
また子育てファミリーなら、公園や保育園・幼稚園・小学校・小児科など、お子さんに関する施設が近所にあると嬉しいですよね。
買い物に関しては、中延エリアであれば中延商店街がありますので、こちらもおすすめです。
その他にも、ドラッグストア・100円均一ショップ・郵便局・金融機関の支店や出張所など、日頃ご自身がよく利用する店舗や施設があるかどうかチェックしましょう。
なお金融機関は、お持ちの口座と同じ機関の支店や出張所があるか確認することを、忘れないでください。
コツその3 最低でも昼夜1回ずつは歩いてみる
お部屋探しの3つ目のコツは、賃貸物件の周辺を昼夜それぞれの時間帯に歩いてみることです。
賃貸物件が立地する場所によっては、「昼間は人通りが多くて賑やかだけど、夜になると人通りが少なくて何だか不安…」と感じるところも少なくありません。
特に、街灯の数や死角となりそうな場所は、昼間だとなかなか気づきにくいものです。
賃貸物件の内見は日中に行われることが多いですが、実際に引っ越すと、必ず昼間だけ行動するとは限りません。
そのため、できればお仕事や用事の帰りなどに1度立ち寄って、夜の雰囲気を確認しましょう。
まとめ
お部屋探しでは、内装や設備など内側の部分に注目しがちですが、外側の部分にも見落としてはいけないポイントがたくさんあります。
これからお部屋探しをされる方は、今回ご紹介したコツを参考に、周辺環境をチェックしてみてください。